切り抜きステッカーを貼る前に貼りたい場所の清掃と脱脂を念入りに
これさえ守っていれば切り抜きステッカーの貼り付けは大丈夫です。
固く絞ったタオルで水拭きしただけでは脱脂できていません。
特に車のボディやガラスはワックス等の油膜、撥水剤などのコーティング剤が付いています。
車のガラス面に付いているガラコとかの撥水剤って洗車や水拭きしてもまだ効果を発揮してくれていますよね。
水拭きだけだとまだ油分が残っている状態なのです。
この状態でも切り抜きステッカーは貼り付きますが、100%の粘着力を発揮できません。
→ 脱脂クリーナ、もしくは中性洗剤等で念入りに脱脂の作業をして下さい。
切り抜きステッカーを貼る時の気温って?
切り抜きステッカーを貼る際の最適な気温は15度~25度です。
下記は気温が低いときと高いときの注意点です。
・気温が下がるにつれ切り抜きステッカーの粘着力が下がります。
冬場の貼り付けは粘着力が下がるので貼りたい部分と切り抜きステッカーが上記の適温になるくらいに温めてから切り抜きステッカーを貼って下さい。
冬場、屋外で作業する時は注意が必要です。
よくある例として、「切り抜きステッカーが透明の転写シートから剥がれない」。
これは切り抜きステッカーを貼る場所の温度、気温が低すぎて切り抜きステッカーの粘着力が低下、または貼りたい面が十分に脱脂が出来ていないかのどちらかです。
・気温が上がるにつれ、切り抜きステッカーの粘着力が増し膨張します。
真夏の屋外での貼り付け作業は切り抜きステッカーの粘着力が増すため注意が必要です。
切り抜きステッカーは塩ビで出来ている素材なので若干伸びて膨張します。
この性質を利用してちょっとした曲面にも貼る事ができます。
曲面への切抜きステッカーの貼り方はドライヤーの熱でステッカーを温め、曲面に沿ってゆっくりシワを伸ばす感じで貼り付けていきます。
切り抜きステッカーが台紙ごともってかれる
夏場の粘着力が強い時、台紙から剥がすときによくおきる現象です。
本来一番下の台紙の表面はツルツルしていてステッカーが剥がれやすくなっている構造ですが夏場は急いで台紙から剥がすと切り抜いた部分に沿って台紙までもっていかれます。
→ ゆっくりと慎重に台紙から剥がしてください。
切り抜きステッカーを貼ったら気泡が入った
大きなデザイン(粘着部分が大きい)の切抜きステッカーに多いです。
小さい気泡の場合、時間の経過とともに切り抜きステッカーが伸縮し自然に抜けていきます。
大きな気泡は小さな尖った針で突けば抜けていきます。