アロハシャツの起源

アロハシャツっていつからあったの?

1930年にホノルルの日本人仕立て屋から初めてアロハシャツが販売されました。

もう既に1920年台にはアロハシャツの試作品が出回り街中では着用されていたようです。

諸説ありますが、一般的は広告掲載等さかのぼると日本人仕立て屋の宮本長太郎氏が作成したアロハシャツが起源だと言われています。

1935年にMusa-shiya the Shirt Maker(ムサシヤショーテン)がハワイの新聞、ホノルルアドバイザーにアロハシャツの広告が掲載されています。”既製品か95セントアップでオーダーメイドも” といった広告や観光客向けの広告も。

ムサシヤショーテン

“ready made or made to order 95 cents up.”

“Specials For Tourists! Aloha Shirts made to order or ready made.”

その後、1937年にエラリー・J・チャン氏が「アロハシャツ」の商標登録を申請。20年もの間「アロハシャツ」は独占利用され、以降は「アロハシャツ」という文言が使えなくなり、一般的に「ハワイアンシャツ」と呼ばれていた時期がありました。

商標の期限が切れた現在では「アロハシャツ」と呼ぶか、「ハワイアンシャツ」と呼ぶかは使う側の意識に委ねられています。

アロハシャツって正装?

1947年にホノルル政府は6月から10月の夏の暑さ対策でアロハシャツの着用を奨励したところ瞬く間に政府機関で働く人達へ広がり着られるようになりました。

アロハシャツが正装と認められる前は白いシャツに白いパンツ、白いジャケットが正装でしたが一気にアロハシャツに代っていきました。

ワイキキのビーチボーイとサーファーがこぞって着ていた為、ここから一気にアロハシャツがアメリカ本土海外に広まっていきます。

現在、アロハシャツはハワイにおける正装として認知され冠婚葬祭やオフィス、レストランで着用されています。

 

是非、皆様もお気に入りの長く使えるアロハシャツを探してみてください。

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